試合後コメント
クリス・ホルムHC
-試合を振り返って
今日の試合では、昨日までの自分たちとは異なり、自信を持ったプレーができませんでした。相手は、この試合に敗れるとCS進出が難しくなるという状況だったため、必ず強度を上げてくると伝えて準備していました。しかし、選手たちのメンタル面を相手と同じ、あるいはそれ以上に高めることができず、試合の入りから自分たちの集中力や遂行力が欠けてしまいました。このような準備不足が、今日の敗因だったと思います。ただ、ネガティブなことだけでなく、CSを目指す強豪相手にも戦える力があることは証明できていると感じています。次の課題は、GAME1に勝利した後のGAME2の戦い方を改善して残りの試合も戦っていきます。
-昨日とは対照的な試合になった要因について
昨日は試合の立ち上がりから良い流れを作ることができ、後半に追いつかれた場面でも#14 久岡選手のビッグショットなどで流れを維持することができました。しかし、今日も同じ入りをすれば同じ結果になるというわけではありません。毎試合、理想的な流れで試合に入れるとは限らず、相手のアクションに対してしっかり対応する姿勢が今日は少し足りなかったと感じています。GAME1の良い流れをそのままGAME2に持ち込めるとは限らないということを、今日の試合から学び、全員がその重要性を理解することが大切です。シーズン中には悪い試合も必ずありますが、だからこそ次の試合で、残りの時間をプライドを持ってハードに戦うことが次に繋がると、第4Qのスタート時に伝えました。選手たちは最後まで諦めず、しっかりと戦い抜いてくれたと思います。
-次節、ホーム最終戦に向けて
今日の試合でも最後まで諦めずにプレーする姿勢は見せることができましたし、その姿勢は必ず次に繋がると信じています。次節は今シーズン、ホームで戦う最後の試合になります。これまで積み上げてきたものを全て出し切り、選手たちが自信を持ってプレーする姿をファンの皆さんに見せたいと思います。どんな状況でも応援してくださるファンの皆さんのために、記憶に残る試合ができるよう、しっかりと準備して臨みます。
#13 中村 功平選手
-試合を振り返って
今日は群馬さんがギアを上げてアグレッシブにプレーしてくると予想していました。その中で、第1Q、第3Qの出だしから得点が取れなかった部分が敗因だと思います。チームとしてはオープンな形でシュートを打てていましたが、今日はリングに嫌われていました。体力面なども含めて、連戦でCS出場圏内のチームに連勝する難しさを感じました。
-次節ホーム最終戦に向けて
強豪の千葉Jさんとの試合になりますが、僕らが今シーズン積み上げてきたものをコートで表現して、出だしからハードに戦いたいと思います。
#20 ジェハイヴ・フロイド選手
-試合を振り返って
今日はゲームの頭からエナジーあふれるプレーがなかったと思います。CSに出場するようなチームを相手に、バックトゥーバック(連続での試合)のゲームとなると、"グッドチーム"と"グレートチーム"の差が出てしまい、そういった部分が良くなかったです。
-攻守のインサイドでどのような意識を持っていたか
第1Qのガード陣はアグレッシブなプレーをしていましたが、そこが抑えられてきて、次にどうするかというところが中々解決できませんでした。第4Qに入ってアジャストし始めたのですが、その時点では遅く、このような結果に繋がりました。
-#20 フロイド選手がいうグレートチームになるためには
グレートチームは試合の中で、すぐに置かれている状況にアジャストできるようなチームです。群馬さんは昨日敗戦してから、なぜ負けたのかを理解をしてアジャストしました。それに対して自分たちも、さらにアジャストしなくてはいけないんですが、現状できていません。チームとしてはすごく成長している中でも、グレートチームになるためには、もっと突き詰めていかなくてはいけないと感じます。