株式会社茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント2021年6月(第8期)決算報告
B.LEAGUE B1(2020-21年度はB2所属)に所属する茨城ロボッツを運営する株式会社茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント(茨城県水戸市、代表取締役社長:西村大介、以下:IRSE)ほか子会社を含めた茨城ロボッツグループ全体(3社合算※)の2021年6月期決算につきまして、以下の通りご報告致します。
茨城ロボッツグループ3社の総売上は、新型コロナウイルス感染症の拡大による観客動員数の制限や、飲食事業・スクール事業の稼働規制などの影響を受けたものの、スポンサー契約の継続やプレーオフ進出等の要因により、昨年度比114.3%の伸長となりました。また、財務基盤の拡充を企図した親会社支援を受け、グループ全体の税引前当期利益は39,439千円の黒字で着地致しました。
- 株式会社茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント、株式会社いばらきスポーツタウン・マネジメント、株式会社M・デジタルマーケティング
茨城ロボッツ・グループ 第8期 決算報告
売上高 | 616,467 前年度:539,119/+14.3% |
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営業利益 | ▲67,532 前年度:▲116,636 |
当期純利益 | 39,439 前年度:▲110,717 |
茨城ロボッツ・グループ 売上高推移(実績・計画)
営業収入(売上高)内訳(%は対前期増減率)
スポンサー収入
- 売上:325,938千円(+10.7%)
前年度:294,237千円 -
- スポンサー単価ならびに社数の増加により増収
入場料収入
- 売上:59,012千円(▲1.4%)
前年度:59,847千円 -
- 新型コロナウイルス感染症の拡大よるホームゲームの観客動員数減少により収入減
グッズ収入
- 売上:33,755千円(▲10.8%)
前年度:37,837千円 -
- 観客数の減少に伴い減収
スクール関連収入
- 売上:56,093千円(+52.7%)
前年度:36,719千円 -
- 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けるも、クラス数増加等により増収
リーグ配分金
- 収入:40,085千円(+77.9%)
前年度:22,522千円
その他(まちづくり事業など)
- 売上:101,584千円(+15.6%)
前年度:87,867千円 -
- 新型コロナウイルス感染症の拡大による営業自粛等の影響はありつつ、新事業の立ち上げなど積極的に展開
代表取締役社長 西村大介 コメント
2021年7月より、旧代表の山谷から茨城ロボッツの代表を引継ぎました西村です。
2020年から2021年は、人類が新型コロナウイルスの脅威の中で苦しみ、戦い、耐えた年でした。
スポーツ事業のみならず、多くのエンターテインメントが苦境に立たされた中で、当クラブが無事にシーズンを終え、かつ、念願のB1昇格を果たせたのは、ひとえにスポンサー、ブースター、自治体、その他、クラブを支えて下さった皆さまのおかげです。
クラブを代表して、心より、深く御礼申し上げます。
おかげさまで、茨城ロボッツグループは新型コロナウイルス感染拡大下においても、増収を果たすことができました。
ホームゲームの入場制限の影響により、入場料収入やグッズ収入は前年割れとなりましたが、スポンサーの方々からの力強いご支援と、地域に密着した各事業が多くの方に受け入れて頂けた結果と考えております。
コロナウイルスの影響は払拭し切れずに営業利益では赤字となりましたが、状況の鎮静化と共に、この状況も改善していくものと考えております。
2021-22シーズンの茨城ロボッツは、B1という未知のステージで、「Build UP」というスローガンを掲げてチャレンジしています。
2026年に設立される「新B1」への参入を至上命題として、そのための「基礎固め」に目下取り組んでいます。
B1に昇格後、ステークホルダーの皆さまには、倍旧のご支援を頂いており、クラブの決算も確実に前年度を上回る見込みです。誠にありがとうございます。
茨城ロボッツというクラブを通じて、多くの皆さまの幸せに貢献できるよう、粉骨砕身尽力して参りますので、引き続き、厚いご支援と、ご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。