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2024-25シーズン ロスター確定のご報告及びチーム編成についての落慶久GMコメント

LuckyFes

いつも茨城ロボッツに熱いご声援をいただき、ありがとうございます。

この度、茨城ロボッツは、りそなグループB.LEAGUE2024-25シーズンを共に戦うロスターが確定しましたのでご報告いたします。
また、落慶久ゼネラルマネージャーより、今季の編成意図についてご説明をさせていただきます。

2024-25シーズン ロスター

#0 ロバート・フランクス
#2 モサクダミロラ
#3 長谷川暢
#7 浅井修伍
#11 チェハーレス・タプスコット
#13 中村功平
#14 久岡幸太郎
#17 駒沢颯
#21 エリック・ジェイコブセン
#24 サン・シャオ
#25 平尾充庸
#29 鶴巻啓太
#34 遠藤善

落慶久GMより、2024-25シーズン編成意図のご説明

2024-25シーズンのトップチームロスターが確定しましたので、今回の編成についてご報告とその意図について説明させていただきます。

はじめに

2023-24シーズンに関しては、シーズン途中でのHC・GMの交代、主力選手の怪我、それに伴う外国籍選手の大幅な入れ替え等、シーズン開幕当初から、チームが目指したバスケットボールを展開し、想定していた戦い方が出来ず、誰が見ても「厳しいシーズン」であったと考えています。
結果として、シーズン後半戦での巻き返しに成功し、「B1継続」を成し遂げることができました。
改めて、昨シーズンを共に戦ってくれた選手・チームスタッフに感謝をするとともに、常に熱く応援していただいたファン・ブースター、サポートいただいたスポンサーの皆さまに感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

2024-25シーズンのロスターを考えるにあたり、昨シーズン及びそれまでB1で3シーズン戦ってきたチーム経験をもとに、以下の点を重視して編成を進めてまいりました。

①選手及びクラブとの関係性に優れ、B1での戦い方を熟知しているHCを中心としたチームスタッフ陣の組閣
②チームの勝利とそのための役割を理解し、チームカルチャー醸成にコミットできる選手
③中長期的にクラブの核になる、もしくは核になりうる選手
④ゲームをコントロールでき、アップテンポなバスケットを体現できる選手
⑤ディフェンスでチームに献身的に貢献でき、バスケットIQが高い選手

ロボッツが目指すチーム像及びチームカルチャー

①UPTEMPO:昨シーズンまでグレスマン前HCが目指したスピード感溢れるバスケットを引き続き展開していきます。オフェンス・ディフェンス問わず、チーム全体として適応力を向上させ、より効率的に、「KAIZENマインド」を持ち、PDCAサイクルもスピーディーに回していきたいと考えています。あらゆる局面で「ROBOTS SPEED」を意識します。

②Unselfish:ONE TEAMを目指すレベルからチーム一人一人が「FAMILY」となり、高いチームワーク、リーダーシップの下、勝利を目指し、常にチームワークとリスペクトが存在するアンセルフィッシュなカルチャーを作り上げていきます。

③NATTO:チームのすべてのベースとして「NATTO」の精神を持ち続け、戦っていきます。
N:Nakama wo Shinjite(仲間を信じて)
A:Aggressive ni Semete(アグレッシブに攻めて)
T:Transition wo Hayaku(トランジションを速く)
T:Tight na Defense de(タイトなディフェンスで)
O:Owarimade Nebariduyoku Tatakau(終わりまで粘り強く戦う)

上記3つの要素と共に引き続き「IMPROVEMNET」を改めて強調したいと考えています。ポテンシャルのある選手や若手の成長だけでなく、ベテラン選手や外国籍選手も含めた所属選手・スタッフ全員が常に成長できる、成長しようとするマインドを持ち続けるカルチャーを醸成していきます。フロントとしてもこの点の環境整備をスピーディーに取り組んでまいります。

バスケットボールの観点、定量的な目標では、
①B1リーグワースト1だったディフェンスレーティングの「KAIZEN」
②オフェンスレーティングの維持向上
を目指します。

今シーズンはデータ分析の強化を図ります。試合中のLIVEコーディングの環境も整え、B1クラブに対比で遜色のないレベルでシーズンを戦い、明確にデータ上のKPIを設け戦っていきます。

コーチ・スタッフ編成

私は良いチームの前提条件は、「GM(クラブ)とHCが同じ考えであること」だと考えています。
また私がコーチを選ぶ上で重視した条件は以下3点になります。

①選手・スタッフ・フロントと明瞭且つ建設的にコミュニケーションを取れること
②選手との関係性、信頼関係が築けている、もしくは関係性構築に強みがあること
③先人のHC達が作り上げたカルチャーや魅力を継承し、発展させ、実践できること

クリス・ホルムHCは、昨シーズンの厳しい戦いの中でもコミュニケーションが取れ、チームの課題やどのように変えていくべきかの意見やコンセプトなどがほぼ同じ見解となり、HCとして招聘しました。
唯一不安要素であった「HCとしての経験不足」については、引き続き東島奨AC、京都ハンナリーズから井堀真緒ACを招聘し強いサポート体制を組みました。
また、チームとして「常に成長する」「IMPROVEMNET」を強調する上で、環境面を整えるため、選手ディベロップメントの知見と経験が豊富なコーディ・ケリーACも招聘することとしました。

パフォーマンスチームについては、昨シーズン中地区チャンピオンの三遠ネオフェニックスより寺地賢人S&Cコーチを招聘し、アスレティックトレーナーとしてチームを長年支えてきた神部周仁氏をヘッドアスレティックトレーナーに、ユースカテゴリーの加藤颯人氏をトップチームアスレティックトレーナーに昇格させ、リーグトップのパフォーマンスを実現したいと思います。
レギュラーシーズン60試合をより強度高くパフォーマンスできる身体作り、体調管理、怪我の予防、受傷後の復帰までプロセス管理とコミュニケーションなどを昨シーズンの経験を活かし、改善をしていきます。

また、選手・チームスタッフのパフォーマンスを最大限引き出すため、前シーズンまで大阪エヴェッサ、千葉ジェッツのアナリスト、三遠ネオフェニックスのGM補佐として活躍をしていた小川凌氏をアシスタントGMとして招聘し、オンコート、オフコート問わずメンバーのサポートをしていただきます。また、小川AGMに関しては今までの経験を活かしながら、試合中のLIVEコーディングをはじめとしたアナリストとしての役割も担ってもらいます。

GMとして、私自身は選手・チームの成長のための環境整備にはハード面、ソフト面の両面が必要であると強く考えます。ハード面(施設等)の整備には時間を要しますが、ソフト面(人材・システム等)の改善については、早急に手を打ち、昨シーズンまでの取り組みをベースとして、さらに発展・増強した布陣で戦っていきたいと考えています。

選手編成

選手編成に関しては、昨シーズンの経験を経て、「チームカルチャー醸成」、すなわち選手一人ひとりが自らの「役割」にコミットし、チームのためにハードワークできること、ロボッツの選手として高いプロ意識とメンタリティーを有していることを重視して編成にあたりました。
高いメンタリティーで個人の成長とチームの成長に対し、愚直に取り組み、貢献できる選手でロスターを固めたいとホルムHCと目線を合わせていきました。

その中で、昨シーズンに比べると若干アンダーサイズになりますが、選手一人ひとりがチームでの役割を強く認識し、フィジカルにアップテンポなバスケットボールを展開できることを重視する考えでロスターを組みました。
従来のポジション(PG、SG、SF、PF、C)ではなく、「役割」や「ユーティリティー性」などのバランスを重視し、昨シーズンの課題であった「ディフェンス力の向上」については、サイズよりアジリティ、アスレティック能力の高さやフィジカルの強さなどを重視して編成をしました。アンダーサイズであっても、コートに出ている選手全員が常に高いプレッシャーをかけながら、素早いローテーションとチームディフェンスを実現し、リーグ内のディフェンスレーティングのワースト1を脱却できると考えています。

オフェンスについては、選手一人ひとりが求められている「役割」の遂行力とポテンシャルが高く複数のポジションをこなせる選手でロスターを確定することが出来たと考えています。
また、新規加入の日本人選手は、B1、B2問わず既にチームの中核をなし、プレータイムを得ており、経験豊富なメンバーに加入してもらうことができました。昨シーズンの課題の一つである試合のクロージング等のコート内マネジメントについても、経験を発揮してくれると考えています。
ロスター選手全員、バスケIQが高く、より効率的に「ROBOTS SPEED」を体感でき、魅力的なオフェンスを展開していくことができます。

メイン選手、中核をなす選手を置きながら、ロスター選手全員でプレータイムをシェアし、レギュラーシーズン60試合という長丁場且つハードスケジュールの中でも安定的で高い強度、ハイスピードなバスケットを実践し、勝利につなげるマネジメントが可能になると考えています。
結果として、ポジションではPG、SG表記の選手が多くなっているものの、我々が目指すバスケットボールを体現できる選手で編成することができたと考えています。

継続選手について

厳しい昨シーズンを戦い「B1継続」の目標達成を成し遂げた経験を活かし、さらにチームのコアとして我々が目指す「チーム像」を体現してくれると思います。

モサクダミロラ選手
怪我に泣いた昨シーズンを経て、大きく成長し飛躍してくれると期待しています。サイズを感じさせないハンドリングとスコアリング、強いフィジカルを活かしたディフェンスとリバウンド、観ている人をワクワクさせるようなダイナミックさ、且つスピードでコートを縦横無尽に暴れまわってくれると期待しています。

浅井修伍選手
自らの課題と正面から向き合い、覚悟をもって臨むシーズンだと思います。綺麗なシュートフォームから放たれる3Pシュートだけでなく、今シーズンはディフェンスやリバウンドなど泥臭いプレーでチームに勢いを与えてくれることを期待しています。

チェハーレス・タプスコット選手
今シーズンはタイムシェアの中で本来のプレースタイルである強靭な肉体を活かしたスコアリング、プレーメイク、リバウンドに全力で集中してもらいます。年齢的にはベテランの域に入っていますが、昨シーズンまでの経験を活かし、屈強な他チームの外国籍選手に対抗できるスキルとディフェンス能力をディベロップメントし、チームに貢献してくれることを期待しています。

中村功平選手
昨シーズンまでの経験を活かし、さらに飛躍し、常に得点、アシスト、そしてディフェンスでチームを引っ張り、自他ともに認める日本人エースとして覚醒、活躍してくれると大いに期待しています。

久岡幸太郎選手
オンコート、オフコート問わず自己犠牲を厭わず、チームのためにハードワークをし、チームの「カルチャー醸成」に欠かせない存在です。強いリーダーシップを発揮しながら、プレー面では常にボールマンにプレッシャーを与え続けるハードなディフェンスは、チームに良いリズムと流れをもたらしてくれると期待しています。

エリック・ジェイコブセン選手
チームの大黒柱です。インサイドでのスコアリング、リバウンド、献身的なディフェンスで引き続きチームを勝利に導いてくれることを期待しています。また各選手(特に外国籍&アジア枠)のメンターとして、チームの「カルチャーの醸成」に一役を買ってくれると思います。

平尾充庸選手
リーグ屈指のハンドラーであり、長年積み上げた経験と卓越した戦術眼でゲームをコントロールし、強いリーダーシップでチームを勝利に導いてくれます。今シーズンも「Mr.ロボッツ」として、数字に表れない部分でもチームの大黒柱として引き続き「カルチャーの醸成」に一役を買ってくれると期待しています。

鶴巻啓太選手
エースキラーとしてのディフェンス能力は昨シーズンで証明済みであり、今シーズンは強いフィジカルと「鶴巻の身のこなし」、そして向上してきた3Pシュートで得点とリバウンドでチームに大きく貢献してくれると思います。

 

新規選手について

新規選手は、現在のチーム課題を十分に補うことができる選手と契約することができました。

ロバート・フランクス選手
国内外問わず各国のリーグで活躍しているスコアラーであり、チームのエースとして得点でチームを牽引してくれると強く考えています。また長いウィングスパンでサイズを感じさせないディフェンスとリバウンドはチームの課題を埋めて余りある存在です。またアップテンポなバスケットボールだけでなく、自らの役割を認識した中でハーフコートバスケットでもチームに貢献してくると大いに期待をしています。

長谷川暢選手
激しいディフェンスと卓越したハンドリングとスコアリング、そしてガードとしてのゲームコントロールはリーグを代表する選手の一人であると考えます。昨シーズンのロボッツの課題を埋め、さらに発展させることのできる選手であり、強いリーダーシップとコミュニケーション能力でチームの中心選手として活躍することを期待しています。

駒沢颯選手
昨シーズンはチームの中心選手として得点、アシストで牽引してきた選手です。常に激しいディフェンスを受けながらも、インサイドへ切り込むスキルと3Pシュートをはじめとした高い得点能力はロボッツに新たなリズムを生み、チームを勝利に導いてくれると期待しています。

サン・シャオ選手
サイズを活かしてチームのリムプロテクターとして、インサイドのディフェンスとリバウンドでチームに大きく貢献してくれると期待しています。またオフェンス面でも3Pシュートやドライブなどサイズを感じさせない動きでチームに得点面でも貢献してくれると期待しています。

遠藤善選手
コートを走るスピードはリーグ屈指の実力をもっていると思います。まさに「ROBOTS SPEED」を体現してくれる選手です。また強いフィジカルを活かし、ミスマッチを感じさせない献身的なディフェンスはロボッツの目指すバスケットボールにフィットすると期待しています。

以上、チームとして日々成長すること、常にステップアップするマインドを持ち続け、チームとして、メンバー・スタッフ一人ひとりとして、今までの結果、実績を「GET OVER」し続け、戦ってまいります。
引き続き応援の程、宜しくお願いいたします。Go Go Robots!!

茨城ロボッツGM
落慶久

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