ゲームレポート

B1昇格後、初めてとなるリーグ戦に臨んだロボッツ。対するは、B1屈指のディフェンス力を誇る秋田ノーザンハピネッツ。「クレイジーピンク」と称される熱狂的なブースターが作り出すアウェーの雰囲気に飲まれることなく戦えるかが鍵となる開幕戦だ。
第1クォーター、記念すべきロボッツB1初得点を#15 トラソリーニが記録。その後、秋田自慢のディフェンスに苦しみながらも、チーム一丸で食らいつき大きく差をつけられることなく、38-29で前半を終える。
後半、#14 髙橋のスティールや、#8 多嶋のアシストからの#25 平尾の3ポイントなどいい形を見せる場面はあったものの、攻守においてタフさを見せつけられ、21点差で試合終了。
ロボッツのB1初戦は敗戦となったが、まだまだやれるはず。
明日も怯まず・恐れず、向かっていく。

スターティング5

スターティング5

#8 多嶋朝飛、#11 チェハーレス・タプスコット、#15 マーク・トラソリーニ、#25 平尾充庸、#29 鶴巻啓太

試合後ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

リチャード・グレスマン

タフなシチュエーションが多い試合だった。しっかり向き合い、戦いに臨む。

《試合総括》
今日の試合、かなりタフな試合になるということは予想していました。秋田はとても質の高い、プレッシャーのあるディフェンスをするチームです。試合序盤、自分たちにもいいファイトがいくつか見られましたが、それを継続することができなかったことが反省点です。
一方で、全てが悪かったわけではなく、ポジティブな面も見られました。明日またすぐに試合があります。より良いプレーをするために、またコーチングとしてもより良いアドバイスをしなければなりません。ポジション関係なく、1番から5番まですべての選手が今日よりいいプレーをする必要があると思います。


(インサイドを攻められる機会が多くあった。明日に向けてどう戦うか?)
インサイドのベストディフェンダーである、ジェイコブセン選手を欠いていることは事実です。ただ、その壁にどう立ち向かっていくかが大切で、より高いレベルで対応していくことが重要だと思っています。

(選手のパフォーマンスは想定通りだったか?)
初めてのB1ゲームで、対戦相手は秋田というディフェンスが素晴らしいチームでした。そこに対して、自分たちのポテンシャルをしっかり発揮できたかというと、そうは感じていません。自分たちのポテンシャルを最大限発揮できるよう、しっかりと取り組んでいきます。

(今日の収穫は?)
タフなシチュエーションが多く見られた試合でした。そこに対して選手がしっかり戦う姿勢を見せてくれたことはよかった点です。結果としてリバウンドで大きく負けてしまいました。前半は比較的やれていたと思いますが、後半、エネルギーが切れてしまったことは残念でした。どのチームも21点差で負けることは望んでいません。そこに対してしっかり向き合い、戦いに臨んでいきたいと思います。

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試合後選手コメント(#25 平尾充庸)

PG

平尾 充庸

B1という舞台で、僕もロボッツも一歩ずつ成長していきたい

《試合総括》
ロボッツにとって、今シーズンからB1を戦う上で非常に重要な一戦でした。
試合序盤は、自分たちのやりたいバスケットができていたと思いますが、エリック選手が怪我で出場できず、リバウンド面でアイバーソン選手、デービス選手といった高さのある選手にやられてしまったことで、そこからセカンドチャンスを与えてしまい、点差が少しずつ開いてしまったことが、今日の試合の反省点だと思います。
エリック選手が出場できないところは、2名の外国籍選手や他の日本人選手でカバーしようとしていましたが、高さでは敵いませんでした。明日はまた違ったバスケット、ディフェンスで、自分たちのやるべきことを表現できたらと思います。


(ボールが重いような雰囲気を感じたが、コート上ではどう感じたか?)
秋田はディフェンスから走れるチームなので、B1初戦で対戦できたことは、ロボッツにとったとてもいい経験だと思います。自分たちがやりたいバスケットを、ディフェンスでカバーされてしまう。そこを打開していかなければB1の舞台では戦っていけないと思っているので、今日は敗戦してしまいましたが、僕たちにとっては非常にいい経験になったと感じています。
(明日以降の修正ポイントは?)
秋田は、B1トップクラスのハードなディフェンスを持ち味としているチームです。そこに慣れることだと思います。修正を重ね、少しずつ強くなっていければと思っています。

(秋田のディフェンスはB2では感じなかったものだったか?)
B1、B2問わず、他のチームは組織的なディフェンスをしているが、特に秋田は、手の出し方、足の使い方、フィジカルなどここのディフェンス力が非常に高いと感じます。そういった意味では、今まで経験したことがないレベルのディフェンスだったので、いい勉強になったと思います。

(今日の収穫を挙げるとすれば?)
できたところの実感はあまりありません。シュートのところでもそうですが、意図して作り出したノーマークではなく、動きの中で偶然できたノーマークの状態でシュートを打てただけだと感じているので、意図を持ってノーマークを作り出し、高い確率でシュートを決めていけるようにしていかなければいけないと感じました。ロボッツと共に、僕自身も成長していけたらなと思います。

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