スターティング5

ゲームレポート

1Q 茨城 20-23 長崎

開始早々、#17 駒沢が3Pシュートで得点。その後も一本決め、#0 フランクスも続く。高確率でリングを射抜き、ロボッツのペースで試合を展開。長崎のチームオフェンスに手を焼き、ペイント内での失点が続く。その中で、堅いディフェンスをかいくぐり、#34 遠藤、#13 中村も3Pシュートを決め、20-23で第2Qへ。

2Q 茨城 45-48 長崎

#20 フロイドが豪快なダンクを決める。#17 駒沢の連続得点、#0 フランクスの3Pシュート、またチームディフェンスで一気に流れを掴み、リードを奪う。#17 駒沢は引き続き高確率でリングを射抜き、チームに勢いを与える。長崎#13 スミスのスコアリングに苦しみ、リードを奪われシーソーゲームに。終盤は守り合いとなり、45-48で前半終了。

3Q 茨城 60-61 長崎

#29 鶴巻がコーナーから3Pシュートを決める。しかし、ターンオーバーから立て続けに得点を許し、リードを離されタイムアウト。直後に#17 駒沢が3Pシュートで返し、互いに譲らない白熱した展開に。#14 久岡がディフェンスでエナジーを出し、チームを引っ張る。スティールから#0 フランクスに繋ぎ、得点に成功。その後も、ディフェンスで粘り強さを出し、60-61で最終Qへ。

4Q 茨城 75-91 長崎

#0 フランクスのミドルジャンパーで得点。しかし、長崎#13 スミスが立て続けにシュートを決め、2-12のランを受け、リードを広げられる。再度、ディフェンスの強度を上げ、巻き返しを図る。#34 遠藤の3Pシュート、#20 フロイドのバスケットカウント、#14 久岡のドライブインで追い上げ、流れを引き寄せる。しかし、長崎の3Pシュートに流れを断ち切られ、及ばず。75-91で試合終了。

試合後コメント

クリス・ホルムHC

-試合を振り返って
今日の試合は良いスタートが切れて、第1Qは20得点、第2Qは25得点が取れ、オフェンスに関しては問題ありませんでした。ただ、後半から長崎さんがディフェンスでプレッシャーをかけてきて、苦しい展開となってしまいました。今日はディフェンスが上手くいかず、最近上手くできていた部分が少しステップダウンしてしまい、得点を取られ過ぎました。今日のようなディフェンスをしていたら勝てないので、ベクトルを自分たちに向けて戦います。

-長崎#13 スミス選手に対してのプラン
彼はボールピックを使ってきたり、そこからスコアを狙ってくることはわかっていたので、「マッチアップする選手全員が責任を持って、集中を切らさず守らなければならない」と話しました。今日はディフェンスでスイッチするシチュエーションが起きた時に、#13 スミス選手にスコアを許してしまいました。ディフェンスへのフォーカス、全員がそこに集中してプレーすることが第4Qは出来ていなかったので、今後のためにも成長していかなくてはいけません。

#13 中村功平選手

-試合を振り返って
第3Qまでの30分間は良い流れで戦うことが出来ていたと思います。長崎さんが第4Qからはディフェンスの強度をあげてきて、自分たちはそのプレッシャーに煽られ、オフェンスのリズムが悪くなりディフェンスも崩れてしまい、試合のクロージングまでやられてしまいました。明日はこの反省を活かして、戦う準備をしたいと思います。

-今シーズンの残りの試合はどういう風にプレーしていきたいか
今シーズンの前半戦を引っ張ってくれた#3 長谷川選手が怪我で離脱している状況で、コーチやGMから声をかけられているので、今まで以上にアグレッシブに攻めていきたいです。ただ、自分が出来ない事を無理してやろうとするのではなく、自分の100％のパフォーマンスを毎試合で出せるように準備を心がけていきたいと思います。加えて、#3 長谷川選手はキャプテンとしてチームをまとめてくれていたので、そんな部分も次は自分がステップアップして、率先的に声をかけたりしていきたいと思っています。

-Bプレミアのライセンス獲得決定について
ファンの皆さんには感謝しています。自分は茨城ロボッツがB1昇格を決めたシーズンから在籍していますが、あの頃はまだ会場いっぱいにお客さんが入っていませんでしたし、コロナによる入場規制もあったりしたので、4,000人のお客さんが入るなんて考えられませんでした。ですが、今では毎試合のようにアダストリアみとアリーナには多くのお客さんが集まって、試合を盛り上げてくれる。そんなファンの皆さんには感謝しかありません。だから、自分は今までロボッツの歴史を積み上げてきてくれた方々の想いも背負って、この歴史をBプレミアへ繋げていきたいと思います。ですが、まずは残りのB1での1戦1戦を全力でプレーして、Bプレミアが始まるころにはより良い状態で入れるように、しっかり頑張っていきたいです。引き続き、応援よろしくお願いします。

#17 駒沢颯選手

-試合を振り返って
今シーズンはこれまでチームを引っ張ってくれた#3 長谷川選手が怪我で離脱してしまい、前節の北海道戦でガードの選手の得点が少なかったので、今日は積極的にアタックしました。第3Qまではエナジー高くプレーすることができて良かったですが、第4Qで相手のディフェンスの強度が上がり、自分たちが引いてしまったことが点差を放された原因だと思います。

-今日はB1最多得点の活躍だったことについて
オフェンス面で背中を向けてボールを持ってしまう癖があるので、今日は常に前を向いてプレーすることを意識しました。前を向いてプレーすることで、相手のディフェンスも駆け引きが難しいと思うので今後も続けていきたいです。第4Qで長崎#18 馬場選手とマッチアップした際に、簡単には抜かせてくれないディフェンスをされ、思ったようにプレーできずセットプレーばかりになってしまいました。明日は状況判断を良くして今日より良いプレーをしたいです。

-今日は#3 長谷川選手の誕生日だったことについて
ロボスケも誕生日だったので、勝ってお祝いしたかったです。#3 長谷川選手から連絡も来ていて「今日良かったじゃん。もっとアタックしたら良いよ。」とアドバイスをもらいました。今日は負けてごめんなさいという気持ちですが、明日は勝ちを届けたいです。

#20 ジェハイヴ・フロイド選手

-試合を振り返って
第3Qまではすごく良い試合ができていましたが、第4Qで自分たちの集中力が切れてしまったので、そういった場面で戦っていくことをこれから学んで成長していきたいです。

-古巣・長崎との対戦だったが、特別な思いはあったか
古巣チームとの対戦はとても特別な気持ちがありますが、そこで空回りせず集中してプレーすることが今日はできたと思います。明日は試合に勝ち切ることをしっかり意識して、戦います。

-ロボッツへのフィット感はどう感じるか
ロボッツで10試合をプレーをして、すごく楽しいです。ロボッツは速いペースで展開するので、そこに自分がすごくマッチし、コンビネーション良くできています。#3 長谷川選手が怪我をしてしまったので、少しチームとしては戦い方が変わるのですが、ベンチメンバーたちがステップアップして戦ってくれています。自分たちはシュートがしっかり決まって、ディフェンスがしっかり機能すれば、かなり止められないチームになると思っています。ディフェンスではまだやれることは多いと思うので、伸びしろがあるチームでこれからも楽しみです。