スターティング5

ゲームレポート

1Q 島根 18-24 茨城

開始早々、華麗なボールムーブから3連続で3Pシュートを決める。0-11のランを決め、流れに乗る。内外を上手く使い分け、リードを広げる。昨日同様、リバウンドで苦しむ場面が見られるも、スピードと粘り強さをディフェンスで見せる。終盤はペイントアタックでリードを広げ、18-24で第2Qへ。

2Q 島根 35-48 茨城

島根が勢いを上げ、点差を詰められる。しかし、キックアウトやインサイドでの合わせを狙い、リードを保つ。激しい攻防が続くも、#25 平尾がディフェンスでも気迫を見せ、#13 中村が3Pシュートで繋ぎ、主導権を渡さない。終盤もボールが動き、そのままシュートを繋げ、35-48と二桁リードを奪い、前半終了。

3Q 島根 55-72 茨城

走攻守でエナジーを出し、一気に20点リードを奪う。ここからジワジワと点差を詰められるも、#25 平尾の連続得点で流れを渡さず、#29 鶴巻の3Pシュートで点差を離す。#11 タプスコットがペイントアタックで力強く得点。最後の島根のオフェンスも全員で守り切り、55-72で最終Qへ。

4Q 島根 85-98 茨城

3Pシュートの好調が続き、島根を引き離す。#11 タプスコットが内外で得点を見せ、20得点に乗せると、#25 平尾も好調の3Pシュートで20点超え。終盤までシュート確率が落ちず、勢いを上げる。最後まで攻める手を緩めず、85-98で試合終了。今季3勝目をあげた。

試合後コメント

リチャード・グレスマンHC

-試合を振り返って
今季ベストゲームだったと思います。すごくハッピーな気持ちです。昨日、皆さんの前で話したカルチャーの部分で今日も話し合いがあり、そして選手たちがゲームプランを実行してくれました。アンセルフィッシュなバスケットボール、自分たちのやりたいバスケットボールができたと思います。今日は#11タプスコット選手、#84オブライアント選手、#13中村選手が本当に頑張ってくれました。また#25平尾選手が本日のようなプレーをしてくれると、私たちは次のレベルでプレーできると思います。

-今日は40分間戦い続けることができたと思うが、コーチから見ていかがでしたか
本当におっしゃる通りだと思います。ハーフタイム中に、スタートダッシュが良かったからそれをやり続けることを話し合いました。今日も島根さんに点差を詰められる場面がありましたが、1回相手が反撃してきた時に、自分たちが落ち込まないで精神的な強さを持ち続けること。それが試合を通して良くできていました。後半も全く同じような展開となり、ずっと選手たちは戦い続けてくれました。今シーズン、前半はすごく良くて、後半に相手のインテンシティーが上がったところで、崩れてしまうことが多かったです。ですが、今日は40分間、選手たちは戦い続けてくれたと思います。これが1つの良い例として、ずっと続けていきたいです。

-大活躍の#25 平尾選手のプレーについて
#25平尾選手をコーチし続けてて、年齢を重ねると難しいところも出てくると思いますが、今日は本当にアグレッシブにプレーし続けてくれました。彼に求めるのはアグレッシブさ。今日は23得点5アシストを0ターンオーバーでやり遂げました。彼がアグレッシブにプレーすることで、ロボッツ自体が次のレベルのバスケットボールを見せることができると思います。

#25 平尾充庸選手

-試合を振り返って
昨日情けないゲームをしてしまい、会場に来てくれたロボッツのファン・ブースターの方々はもちろん、島根さんのファン・ブースターの方々にも申し訳ない気持ちでした。昨日の試合から変えたことは、まず戦う姿勢です。やはり、コートに立って戦わなければ始まらないので、まずはそこを変えていく。その上で、1人1人が役割を果たしていこうとコートに入りました。
しっかり40分間自分たちのやりたいバスケットを徹底してやって、またリバウンドのところでも、ロボッツのビッグマンが一生懸命体を張って戦ってくれたので、今日のようなゲームになったのかなと思います。

-今後勝利を重ねるためにチームに共有したいことは
自分たちは負けているチームなので、どうしても"自分が打開してやろう"というプレーヤーがたくさんいます。ですが、今日はしっかりとボールを動かしながらノーマークを探してくれていたので、高確率のシュートが打てたと思っています。そういった意味では、ボールを動かすと自分たちらしいバスケットができるということを、しっかり伝えていければと思っています。
また、個人で打開するのではなく、みんなを信じてパスを回していけば、次は自分に回ってくることが今日の試合でもわかったと思うので、後半戦はアンセルフィッシュさと戦う姿勢について言い続けていかなければと思っています。

-AWAYながらロボッツブースターの盛り上がりを感じたが、コートに立っていてどう感じたか
自分たちがずっと負けている中でも、こういう風に会場に応援に来てくださって、自分たちの背中を押してくださっているからこそ、自分たちは戦えると思っています。
自分たちはプロなので、応援してくださってる方が1人でもいる以上、戦い続けなければいけないですし、僕たちを信じて会場やバスケットLIVEで応援し続けてくださったことは、非常に僕たちの力にもなったので、本当に感謝しかないです。

#29 鶴巻啓太選手

-戦術にどんな変化を付けて臨んだ一戦だったか
昨日が攻守ともすごく中途半端で、自分たちのやりたいことが全くできずに終わってしまいました。リバウンドから走ることは、リッチHCからも言われてましたし、チーム全員でその意識を強く持って臨んでいったので、それがすごく良い結果に繋がったと思います。

-3Pシュートの確率が上昇
全員3Pシュートの練習を必死にしているので、練習の成果というよりも、練習通り打ったら全員入ると思うので、それが決まって良かったです。

-今節でシーズン折り返し。前半戦の総括と、チーム全体で調子の波を少なくしていくために必要なこと
勝利している試合ではベンチも出てるメンバーも一体となって、戦うことができています。負けてしまっている時は、どうしても出てる5人だけが孤立してしまったり、バラバラになってしまうことがあったので、その部分を改善し、一丸となって戦っていければ、ここから勝利が増えていくと思います。チームが一丸となるためにも、しっかりコミュニケーションを取ったりするのは基本的なことだと思うので、その基本的なことを徹底していきたいです。