試合後コメント
クリス・ホルムHC
-試合を振り返って
ディフェンスの部分ではしっかり戦えていたと思います。今シーズン目標としている、茨城はディフェンスで戦えるチームだということを証明するという点では、しっかりとチームの出来を見せることができたと思います。
やはり、1番の問題は第4Qだと思います。第4Qで多くのミスが起きたことと、どうしてもその時間帯で自分たちが引き起こすミスが多かったと思います。相手チームが何かを仕掛けてきたわけではなくて、自分たちからターンオーバーを起こしたりだとか、セカンドチャンスを与えて失点してしまったりして、相手に流れを渡してしまったので、第4Qの試合のクロージングの部分を疎かにしてはいけないと改めて感じました。
そして、どのように最後まで自分たちが試合をコントロールして終わらせられるかが一番の鍵になると思うので、そこをこれから課題として成長していきたいです。
-後半につれてシュートの成功率が落ちてしまったが、その点についてはどう考えているか
確かに後半に入ってから、シュートの確率が落ちていました。シュート自体は打てていたのですが、その一本一本が、ベストショットではなくグッドショットになってしまっていました。もう少しパスが合えばより良いシュートが打てていたというシーンが多かったので、状況判断を今後どれだけ改善できるかが重要になると思うので、チームとして向上させていきたいと思います。
-今日の試合で23得点のスタッツを残した#0 フランクス選手について、ヘッドコーチとしての評価と今後期待していることは
彼はチームでスコアラーを担う選手です。今日のような第1Qのスタートをスローペースで入った試合で、3Pシュートも決めて、ファウルをもらった際も高確率にフリースローを決めてくれたことは、彼自身の役割をしっかりと果たしてくれたと感じていますし、今日は彼の活躍からチームの流れが始まったと思っています。
その活躍の中で、今後彼に求めるとしたら、ターンオーバーの部分だと思います。今日の試合でチーム全体でのターンオーバーが13回あった中で、彼は5回ターンオーバーをしています。ボールを大切に扱ってくれれば、もっと良いパフォーマンスができると思うので、今後改善してほしいと思います。
#3 長谷川暢選手
-試合を振り返って
Bリーグ開幕ということで、これから60試合が始まっていく中で、ホームで戦う開幕戦として勝利を目指していたのですが、自分たちが主導権を握る時間帯もありながら、10点差で負けてしまいました。新加入選手も多い中で、これからのチームということはわかっていますし、自分たちが戦えるということにも気づくことはできたので、昨季のチームとは違ったロボッツのスタイルを自分たちらしく確立できれば勝利に近づくと思います。
-1シーズン戦う中でキャプテンとしてチームに大切だと感じること
僕が移籍してきたことによって、チームの雰囲気を変えていきたいと思っています。僕はロボッツに来てから、プレータイムが増え、チームメイトと一緒にバスケットするのがすごく楽しいですし、僕はチームメイトを背中で引っ張りながら、プレーで引っ張りながら、勝ちに対する貪欲な姿勢を僕は見せ続けていきたいです。
そして、チームメイトがそれについてくるような、ロボッツとして勝てるチームになれるような、そんなキャプテンシーを発揮したいです。チームを引っ張る選手がもう少しずっしりと構えることができればチームの勝利に近づくと思います。
#25 平尾充庸選手
-試合を振り返って
非常に残念なゲームになりましたが、負けは負けでも去年を経験してる自分からすると、ネガティブな部分だけでなく、非常にポジティブな面もこの試合の中にたくさん詰まってたと思っています。(チーム全体で)ターンオーバーの数は15で、ここは改善しなくてはいけない部分ですが、非常に得点力のある三河さんを74点に抑えることができ、ディフェンス面ではポジティブに捉えています。
また、オフェンスは64点というところで、中々シュート確率が上がってこない中での64点はしょうがない部分だと思いますが、アウトサイドシュートに頼りきってしまい、ペイントアタックからの2点だったりが、この試合通して多くなかったので、明日の試合では3Pシュートの得点が伸びない時に、どれだけ2点を取りにいけるかを意識しながら、考えていかなくてはいけないと思います。
ただ、まだ60試合のうちの1試合が終わっただけなので、明日しっかり修正し、修正力のあるところをファンの皆さんに見せていきたいです。
-今日の試合において、アグレッシブさという面でどうだったか
開幕ということも影響したかもしれませんが、自分たちが硬くなる時間帯があったり、要所要所で守りに入ってしまっている部分が見られたので、裏で皆んなで話し、トランジションについて共有できましたし、自分たちらしいバスケットができるように、もっとアグレッシブに、オフェンスでもディフェンスでも全面にコートで発揮していきたいです。
-キャプテンとして今シーズン戦っていく中で、何が大事になってくるか
僕と#3 長谷川選手でキャプテンをしていますが、二人の役割も違うと思っていて、#3 長谷川選手はこれからどんどんプレーヤーとしても、キャプテンとしても成長していかなくてはいけないですし、チームをまとめるために、自分だけにフォーカスするのではなく、チームメイトにもフォーカスしてもらいたいです。そういったところは1年を通して、彼自身が成長しなくてはいけない部分だと思います。
逆に僕はそれをサポートできるようにしなくてはいけないと思っており、一歩下がって見るではないですが、彼の目が届かない、彼の手の届かないところを僕がサポートしてあげたり、また僕自身もWキャプテンでやっている分、今まで以上に自分自身にベクトル向けられるようになったので、そういった意味では非常に助けてもらっていると感じます。
僕自身もチームに何かしらの影響を与えなくてはいけないと思っているので、今までとやることは大きく変わらないですが、一歩下がって見て、色々なところに目を配りながら、#3 長谷川選手と一緒に成長していきます。