スターティング5

ゲームレポート

1Q 茨城 15-19 三河

#21 ジェイコブセンが得点にアシストとオフェンスで主導権を握り、チームを勢いづける。また、相手インサイドへの徹底したディフェンスでイージーショットを許さず、速攻に持ち込み得点。途中出場の#34 遠藤も交代早々3Pシュートを決め、リードを広げる。GAME1に続いて激しい攻防が繰り広げられ、15-19で第2Qへ。

2Q 茨城 29-39 三河

立て続けに三河の得点を許し、リードを広げられる。オフェンスで我慢の展開が続き、6分経過時に、#3 長谷川の3Pシュートから#34 遠藤も続き、一気に追い上げる。さらに、#29 鶴巻も続き、ここに来てオフェンスからリズムを掴む。しかし、そこからもう一歩詰めきれず、29-39で前半終了。

3Q 茨城 50-53 三河

#13 中村が2本の3Pシュートでチームを牽引。さらに、#3 長谷川がスティールから一気に速攻に持ち込み、ロボッツスピードを体現。ボールムーブからの3Pシュートも決まり出し、#34 遠藤の3本目の3Pシュートで流れに乗る。#11 タプスコットの華麗なドライブインで3点差まで詰め、50-53で最終Qへ。

4Q 茨城 60-75 三河

#3 長谷川の3Pシュートで同点に追いつく。ディフェンスでも我慢を続け、チャンスを伺いながら試合を進める。三河#19 西田から立て続けにシュートを決められ、再び点差を離される。その後、シュートがリングに嫌われ、追いつけず。60-75で試合終了。

試合後コメント

クリス・ホルムHC

-試合を振り返って
試合の入りは良いスタートが切れましたが、第1Qの途中から相手が強度を上げてきて、フィジカルの部分で負けてしまい一歩下がったプレーをしてしまいました。そこから相手に流れを渡してしまい、自分たちのプレーが出来ませんでした。第3Qは、しっかりと点差を縮めることができ、今の自分たちが表現できるロボッツのバスケを展開できた時間だったと思います。それを試合を通して展開できるように今後改善していかなければならないと思います。
第4Qでは、自分たちの強みであるファストブレイクを狙う速いペースでの試合展開を生み出せませんでした。私もHCとして、第4Qでどの選手をどのポジションで起用して、どのようなオフェンスを展開していくかを考えていくことが大切だと思うので、今後修正していかなければならないと思っています。

-今節の試合を通して、自信を得られた部分はあったか
開幕からの10試合というのはタフなスケジュールになりますが、本当に重要だと思っています。今節2試合を振り返って、昨シーズンとの違いを感じられるところは、まずディフェンスの部分だと思います。昨日今日と、失点を低く抑えられていますし、ディフェンス面でのチームの成長は明らかだと思います。
最初の10試合はCS常連チームとの対戦が続く厳しい戦いとなりますが、しっかりと勝利を見据えた準備をしていきたいですし、ファンの皆さんに勝つ姿を見せることで安心と自信を与えることができると思っています。そのためにも課題として残っているオフェンスの部分を向上させていきたいです。オフェンスは、試合を重ねる毎にマッチしていく部分もあると思うので、今後の試合に向けてはそれほど心配していません。
まずはチームとして改善を図ったディフェンスの部分で、昨シーズンとの差を見せることができたことが一つのメッセージになったと思います。最初の10試合が終わった頃には今シーズンの自分たちの出来上がった姿を見せられると思うので、そのために皆さんにも応援していただきたいです。いつもありがとうございます。

#3 長谷川暢選手

-試合を振り返って
チームとして上手くいかない時間帯が前半にあり、点差が離れ、そういった中で自分たちがやらなくてはいけないことや、ディフェンスからリズムを取り返して、第3Qの終わりにはタイのゲームまで持っていけたと思います。ただ、その後は昨日同様、最後に力の差を見せられました。自分たちが点数を取れず、相手に点数を取られる時間帯が続き、最後は15点差になってしまったので、これもしっかりと勉強と捉えて、次に繋げていきたいです。

-CS常連チームとの対戦が続く、次戦に活かしたいこと
第4Qまでは戦えていると思いますし、点差が離れても戻せる力も持っていると思います。チームとしては、もしかしたら20点、30点離されてしまうようなゲームを、同点に戻せたことはすごく良かったです。第4Qは、チームとして昨日と同じようなミスをしてしまいました。こういったことに関してはプレータイムの多い僕や#29 鶴巻や#13 中村が何かアクションを起こさなくてはいけないと思います。
強気に向かっていき、スコアに対する意識の低さ、#0 フランクスに任せっきりになってしまう場面での連携を強めていかなければいけないと思います。

-ファンへのメッセージ
これから戦っていく相手は、CSに出場するような強いチームなので、そういった中で自分たちが常にチャレンジャーの気持ちを持って試合に臨むことで、今日の第3Qのような勢いのあるプレーが続き、勝利に近づくと思うので頑張っていきます。
ファンの皆さんは開幕戦を楽しみにしてくださっていたと思うのですが、中々勝利を届けられず、本当に自分たちもすごく悔しいです。まだ始まって2試合ですし、これからどんどん勝ち星を積み上げられるように、チームとしてはたくさんコミュニケーションを取って、また1から練習していくので、また会場に来てたくさん応援していただきたいです。

#13 中村功平選手

-試合を振り返って
今日の試合はターンオーバーの回数が多くなってしまいました。加えて、得点が20点を超えたQが1つしかなく、オフェンスの精度を高めることが課題だと思います。自分としては、シュートを良い形で打てていたので、あとはもう決めるだけだと思っています。
ディフェンスに関しては、CSに出るようなチームを相手に75点に抑えて、やられてはいけないポイントを守ることができていた印象なので、これはしっかり続けていきたいです。

-今節は2試合ともに2桁得点の活躍だったが、昨シーズンからの意識の変化はあったか
特段意識は変えていないですが、まずは自分の役割をしっかりと理解して、自分のベストに近いパフォーマンスができるよう常に意識しています。
今シーズンは特に、コーチにも得点をアグレッシブに狙ってくれと言われているので、そこのメンタル、点を取りに行く気持ちは昨シーズンと比べて強いと思います。その気持ちにパフォーマンスがまだ追いついていないので、これからもっとパフォーマンスを向上させられるよう頑張ります。

-応援してくれているファンに向けてのメッセージ
この2日間、たくさんの熱い声援を送っていただき、改めて本当にファンの皆さんの応援は心強いなと思いました。開幕節を2戦落としてしまいましたが、これから巻き返せるようにしっかり修正していきますので、引き続き応援をよろしくお願いします。