試合後コメント
クリス・ホルムHC
-試合を振り返って
今日は選手たちが全力を出し切って、最後まで戦い抜いてくれたこと、そこを彼らの頑張りとして評価したいです。試合前のミーティングで、自分たちのバスケットをしっかりやろうと皆んなで話して、選手たちはしっかりと遂行してくれましたし、まさに彼らの全力を出すことのできた試合だったと思います。
-本日の試合でスターティングメンバーを入れ替えた意図は
スターティングラインナップを変えた理由としては、千葉Jさんのような強力なチームを相手にしたとき、今シーズンから加わった#17 駒沢選手や#34 遠藤選手がベンチから出てきて流れを維持することが多少タフと思える場面が多いように感じました。なので、思い切ってスタートから出てもらいました。それはそれで彼らからすると相当タフな仕事だったと思いますが、しっかりと自分たちの仕事を成し遂げてくれ、その後にベンチから出るメンバーもバランスが取れていましたので、チームとしてのバランスが良くなったラインナップだったと思っています。
-来週は3節連続ホームゲーム最後の戦い。名古屋D戦に向けて一言
来週の名古屋D戦もすごく難しい試合になると思いますが、たくさんのファンがいてくれるホームで試合ができることはとても心強いです。今日の試合でも、皆さんの声は、本当に僕たちの支えになりましたし、選手たちの背中を押してくれたと思います。皆さんの声によって、選手たちの遂行力やプレーのレベルが上がっていくと思いますので、たくさんのご声援をいただいて本当にありがたいです。来週もよろしくお願いします。
#3 長谷川暢選手
-試合を振り返って
昨日とは打って変わって自分たちのやりたいバスケットボールが実現できた良い試合だったと思います。スターティングメンバーも変えましたが、ロボッツらしい、最後まで攻め続ける戦い方ができました。最後は8点差という結果になりましたが、勝利を掴むことができて本当に嬉しいです。
-昨日の試合では相手に3Pシュートを高確率で決められてしまい、ディフェンス面で反省が残ったと話していたが、どのように改善したか
もう一歩ディフェンス面を強化しなければならないという話は、昨日の試合後に僕からもチームに話をしました。今日は皆んなが、3Pシュートを得意とする選手に対してしっかりとプレッシャーをかけて外からのシュートではなくドライブに切り替えさせることができたという点が良かったと思います。もちろん、千葉J#2 富樫選手など本当に3Pシュートがよく入る選手に対しては皆んなで一生懸命にヘルプをしながら対策をしました。理想的な戦い方ではありませんでしたが、相手の3Pシュートのチャンスを上手く減らせたというのは大きかったと思います。
-CS常連チームとの戦いが今後も続くが、今日一勝したことで、チームとしても前向きな方向に進んでいくだろうか
レギュラーシーズンでは今日が初勝利となったので、千葉Jさんのような強いチームに勝つことができて、きっとチームの皆んなも今後の試合ではより自信を持ってプレーをすることができると思います。シーズンはまだ始まったばかりで、全60試合の中でどれだけ勝利できるかが大切になってきますし、チームとしても年齢層の若いチームでまだこれから上に上がっていくチームですので、来週からもしっかりと勝てるように良い準備をしていきます。
#25 平尾充庸選手
-試合を振り返って
昨日あれだけの負け方をしてしまい、今日どのように試合に入るかは、僕自身も#3 長谷川選手、ホルムHCや色々な人とコミュニケーションを取りました。昨日まで3試合やってきてる中で、ベンチメンバーが出場する時間帯で耐えなくてはいけないと考えていました。僕自身、ベンチスタートとして出場することの責任もあるので、そういったところでどのようにアプローチしていくかを考えていました。今日、 今まで途中出場だった選手がスターティング5に名を連ね、活躍してくれたことは非常に嬉しかったですし、ベンチメンバーが出場する時間帯で今日は崩れなかったことが結果に繋がったと思います。今日は22アシストということで、ボールが動き、アンセルフィッシュに誰か1人に偏らずにボールムーブできた証拠だと思います。逆にディフェンスでは、昨日3Pシュートをの50%近く決められてしまい、正直入りすぎだとも思いますが、そこでコンスタントに決めてきてもおかしくないのがジェッツだとも思ってるので、今日11%に落とさせたこと、楽にシュートを打たせなかった部分が、ディフェンスとして機能しました。継続的にディフェンスは続け、オフェンスもよく言えば90点を超えるような展開にしていきたいです。
-最後の場面でのフリースロー。その時の心境
その時間帯でファウルゲームを相手がしてくることはわかっているので、逆に僕が出た時にしっかりとファウルをもらうことが、「僕の仕事」です。あそこで僕がボールをもらいにいく、ファウルをもらいにいくことが僕の時間帯での仕事だと理解しているので、そういった意味では一人ひとりが役割を遂行し、僕にボールを渡してくれたので、5人が共通認識できていたと思います。
あの場面での自分の仕事は、フリースローを決めることだったので、仕事を遂行でき、良かったです。
-昨季は苦しんだが、今季は4試合目で勝利。違いを出せていると思うが、どう感じるか
このタイミングで勝つことは、僕らにとって大きいことです。去年あれだけ負けてる中で、ファンの皆さんもずっと応援してくれていました。昨日あれだけの負け方をして、今日しっかりと切り替えてコートに立ちました。また相手が千葉Jさんいうところで、僕たちがやってきたことが間違いではなかったと自信になりました。
昨季は中々勝てなかったですが、今季は4試合目にして1勝を上げ、ファンへの ワクワク感や期待感。この価値がどれだけロボッツに関わる人たちに与える影響が大きいかというのを僕たちも理解していかなくてはいけません。それを実現できてるというところは伝えられていると思っています。毎回このような戦いができれば、勝利に繋がり、ワクワクに繋がると思うので、この価値を自分たちの自信に繋げていきたいです。
#34 遠藤善選手
-試合を振り返って
昨日の試合で千葉Jさんに3Pシュートを50%近い確率で決められていたので、今日の試合は入りから相手のシューターにシュートを打たせないようにしようと話をしていました。今日の試合では相手のキープレーヤーをうまく抑えることができましたし、自分や#17 駒沢選手がコートに入った時は、チームにエナジーを持たせることが役割だと常に思っているので良い流れを作り勝ちに繋げることができて良かったです。
-スターターとして出場することになり意識したことはあったか
自分の仕事はディフェンスだと思っているので、千葉J#31 原選手や千葉J#12 金近選手に簡単にシュートを打たせないように意識していました。今日は上手く守れていましたし、我々もオープンシュートを決めることができました。自分の中で課題も見えてきた中で、良く走れていたなと思いますし、全体的に良い部分を出せて良かったです。
-シーズンを戦う上でどのように成長したいか
まずは相手選手のスカウティングをしっかりして、ディフェンスからのトランジションバスケットを展開することが、今季のチームの強みになると思います。今後相手からもスカウティングされて強みを発揮できなくなった時に、ハーフコートディフェンスが大事になると思います。コート上で常に自分たちでどのような動きがベストか考えられるように、練習から徹底していきたいです。