試合後コメント
クリス・ホルムHC
-試合を振り返って
いつも話している通り、「成長する」という部分で、今日は良いスタートが切れました。最初に20点近くリードを奪ったのですが、第2Qで仙台さんに30点取られてしまう、ひどいQとなってしまいました。前半でアップダウンがある中、自分たちも第2Qでスコアはできていたので、リードは保ち、後半に入り、しっかりとプレーを遂行できていました。仙台さんがリードを奪いそうな時に、自分たちが負けずに、集中力を切らさないでプレーできたと思います。こういったタフな試合を勝てたことは、自分たちのためにもなると思いますし、選手たちが成長した試合になりました。
-#29 鶴巻選手の活躍について
今日は本当にすごく頑張ってくれました。#29 鶴巻選手はディフェンダーとして知られている選手ですが、大事な時間にビックショットを決めてくれたおかげで、リードが継続できたと思います。数ヶ月に1回こういったプレーをする試合が出てくるので、それが今日だったことはすごく良かったです。仙台#91 片岡選手に関しては、前半リズムに乗って得点していましたが、後半に#29 鶴巻選手をつけてから中々スコアができていませんでした。オフェンスも好調な中、さらにディフェンスでもメインスコアラーを守ってくれたことで、彼がいることによるチームに与えるインパクトはすごく大きいです。
-今節はディフェンスが光った試合となった。そんな中での今後の意気込みは
今季ヘッドコーチに就任してから、「1番フォーカスしなくてはいけないところはディフェンス」といった話はしていました。NBAやNCAA、Bリーグもそうですが、ディフェンスから全てが始まると思っています。自分たちはロスターを見た時に、トップチームのようにスコアリングができる選手がいるかと言われたら、そういうわけではありません。最初の方はCSに出場するようなチームと戦い、#21 ジェイコブセン選手も怪我してしまうタフなシチュエーションがあったのですが、#20 フロイド選手が加入し、自分たちのディフェンスにもフィットできていることで、60点台に抑えられる試合が増えてきました。そこは自分たちが目標にしてきた数字だと思うので、 これをしっかりできているということは、「1% Better」自分たちの成長にも繋がります。これを継続してやることが勝利への鍵になると思うので、これからも意識をしてやっていきたいです。
#13 中村功平選手
-試合を振り返って
第1Qの試合の入りはとても良かったのですが、第2Qでは真逆の展開になってしまい難しい試合になりました。ただ、全体を通して見れば、キャプテン2人を欠く中でも、最後まで我慢強く戦えたと思います。
-最終Qでは、相手との点差が縮まる中、追い打ちをかけるように#13 中村選手を中心に得点を重ねて相手を引き離したが、最終盤でのオフェンスに関して、どのような気持ちで挑んでいたか
最近の試合では、後半の苦しい時間帯には#0 フランクス選手や#3 長谷川選手が得点してくれていたので、自分が点を取りに行こうという気持ちが少し薄れていた部分がありました。今日は#3 長谷川選手がいない分、最後は自分が積極的に行かなければいけないと思っていたので、アタックを続けました。#29 鶴巻選手のシュートタッチが良かったので、彼がオープンになったタイミングでパスを出せたのも良かったと思います。
-中央大学時代の同期である#14 久岡選手、#29 鶴巻選手と共に3人で活躍していることに対する今の気持ちは
大学時代の同期3人が同じチームに所属していて、且つ同時にコートに立てるというのは本当に珍しいことだと思いますし、嬉しいです。「中大トリオ」とも呼ばれていますが、一人ひとりがプロとしての自覚と責任を持ってコートに立っています。同期だからこその阿吽の呼吸があって、お互いのことを理解した上でプレーをしているので、やりやすさも感じています。楽しんでプレーができています。
#14 久岡幸太郎選手
-試合を振り返って
昨日は大差で勝利して、今日の試合は相手がアグレッシブに来ることは分かっていました。その中でも仙台さんに負けずに第1Qから良い入りができました。第2Qで少し崩れてしまいましたが、後半チーム全員で上手く立て直すことができました。ホームで2連勝することができて良かったです。
-今の苦しい状況でステップアップできている要因は
普段から#3 長谷川選手がキャプテンとしてチームを引っ張っていることはわかっていたので、自分がもしその立場になったときにどのように貢献できるかを常に考えていました。最近出番が来た時に結果が出ているのは、しっかり準備できていてるからだと思います。プレータイムが伸びれば自分はやれると自信を持っていたので、最近チームに貢献できていることは良いことなと思っています。ただ、これからキャプテンである#3 長谷川選手が試合に出られない分、彼が抱えてきた重圧や責任をチーム一人ひとりが考えてステップアップしなければいけないと思います。自分が率先してチームを引っ張っていけるように頑張りたいと思います。
-今節クロージングを任されていたと思うが、後半出場した時に意識していたことは
ディフェンスは自分の強みでもあるので、まずはディフェンスをしっかりやることを意識していました。オフェンスは自分たちの攻めるペースを早くしてしまうと相手に得点のチャンスを与えてしまうリスクがあるので、ペースをコントロールすることに意識を集中させていました。
#29 鶴巻啓太選手
-試合を振り返って
第1Qは自分たちのやりたいバスケットができ、良い流れで終われましたが、第2Qで緩くなり、相手に簡単に決められてしまったので、改善しな組手はいけない部分だと思います。後半は辛抱強く我慢し続けることができたので良かったです。
-得点キャリアハイ、自身のプレーを振り返って
最近の試合であまり決めることができなかったのですが、それでも周りのメンバーがすごくパスを出してくれて、打てる状態まで作ってくれました。今日はすごく思いきり良く打つことができたので、決められて良かったです。
-ディフェンスの良かった部分
個人というよりも、チームディフェンスで自分たちのプランが遂行できていました。第2Qは少し緩くなってしまったのですが、後半はコミットすることができたので、チーム全員で作り上げたディフェンスだったと思います。
-今後の意気込み
12月はタフな日程ですが、全員でステップアップして、出場できない選手の分もやるという気持ちで戦えば、さらに勝ち星を増やせると思うので全員で戦っていきたいです。