試合後コメント
クリス・ホルムHC
-試合を振り返って
第1Qは相手の得点を11点に抑え、とても良いスタートを切ることができました。前半終了時には10点リードし、越谷さんを33点に抑えられたため、目標としている「75失点以内に抑える」という点では、前半は良くできていたと思います。
オフェンスについては、これまで後半に停滞することが多かったのですが、37得点を挙げることができ、最終的に80得点を達成できました。目標はクリアできたものの、後半にディフェンスへの意識が一気に低下し、54失点を喫してしまいました。しっかりと守らなければ勝つことは難しいと感じています。
ただ、試合の中でポジティブな要素も多くあったため、それを明日の試合に活かしていきたいです。ディフェンスのマインドセットを切り替え、強く意識を持ち、勝利で終わりたいと思います。
-相手のオフェンスのどこに苦しんだか
ボールスクリーンの対応で苦戦した印象です。越谷さんは毎試合フィジカルにプレーしてくる中で、ボールスクリーンからのディフェンスが機能しなくなってしまいました。さらに、越谷#5 LJ・ピークが好調で、相手のビッグマンも次々とシュートを決める展開となり、ディフェンスのルールが崩れてしまいました。その結果、アウトサイドシュートも狙われる状況になってしまったため、明日はしっかり修正して試合に臨みたいです。
-接戦を勝ち切るために今後必要なこと
一つは3Pシュートの精度です。今日は26本中7本成功にとどまりましたが、これは本来の自分たちの強みであり、もっと決める必要があります。オープンなシュートチャンスは作れているので、あとはどれだけ決め切れるか、そしてその精度を継続できるかが鍵となります。
もう一つはディフェンスです。自分たちがやっていることを信じて続けていくことが大切です。前半のようにディフェンスが機能しているときは、良い流れでプレーできています。それを40分間継続することが、接戦を勝ち切るために最も重要なポイントになると考えています。
#0 ロバート・フランクス選手
-試合を振り返って
今日の負けは本当に悔しいです。自分たちはハードにプレーし、できる限りのことをやった上での敗戦だったので、非常に悔しいです。ただ、もう前を向いて頑張るしかないと思っています。
-後半に入ってから苦しい展開となった要因について
五分五分のボールを取り切れなかった点です。試合の流れを左右する場面で、そういったボールがどちらに転がるかわからない状況の中、相手に奪われてしまうと流れを持っていかれてしまいます。特に後半の入りで相手にリズムを作られたのは、チームにとって厳しい展開でした。
-明日に向けての意気込み
明日はディフェンスにもっと意識を向ける必要があります。87失点は多すぎるので、これだけ取られてしまうと、勝つのは難しいと思います。もっと失点を抑えること、そしてリバウンドでもしっかり戦うことが重要です。今日のリバウンド数を見ると33対41で、相手に8本多く取られてしまいました。リバウンドの数字でも勝たなければいけませんし、そこを意識して戦う必要があります。そして、今日の試合の入りのようにアグレッシブにプレーし、インテンシティを上げることができれば勝てると思います。
#10 陳岡流羽選手
-試合を振り返って
前半は自分たちのディフェンスの良さが出ていましたが、後半は越谷#5 LJ・ピーク選手のピックをチーム全体で守ることができず、失点を増やしてしまいました。
-Bリーグ初出場しての感想
大学のインカレぶりの試合で、実戦から2、3ヶ月離れていたので最初は緊張しましたが、ファンの皆さんがあたたかく迎え入れてくれたので、気負うことなくプレーすることができました。自分の良さはまだまだ出せていないので、これから成長していきたいです。
-地元茨城県出身選手としてプレーすることについて
今日も家族や知り合いが観戦に来てくれていて、地元だからこそ間近で応援してもらえることが嬉しいと感じています。今は#29 鶴巻選手が相手のエースにディフェンスでつくことが多いので、自分も任せてもらえるような選手になれるように、若さや泥臭いプレーを活かし、さらに多くの方から応援されるように今後も頑張りたいです。