試合後コメント
クリス・ホルムHC
-試合を振り返って
今日は選手たちが戦い続けてくれた中で、勝利に導けなかったことは申し訳ない気持ちでいっぱいです。昨日はオフェンスがとても良かった中で、失点が多く、今日の試合でアジャストしていこうと話していました。自分たちのルール、そして準備してきたものを信じてプレーしようと話し、ディフェンスに関しては強く意識を持ち、遂行できていたと思うのですが、オフェンスは64点に抑えられ、2Pシュートも32.3%と低い結果に終わってしまいました。また、昨日は9ターンオーバーに対して、今日は18ターンオーバー。この部分も敗因としては大きいと思います。ヘッドコーチとして、本当に選手・スタッフ全員が、中々勝てない状況でも、毎日自分自身が上手くなろうと勝つために頑張ってくれていますし、私を信用して全力で取り組んでくれています。中々結果を彼らにあげられていないことがすごく申し訳ないです。勝つためには攻守ともに良くなっていく必要があり、そこが次のステップ、課題だと思っています。そこにしっかり意識を向けて、準備していきます。
-最終盤に向けてのビジョン
残りの試合に関しては、数字で表すことはすごく難しいですが、選手、チームスタッフ、そしてフロントスタッフ、ブースター、ロボッツを応援してくれている皆さま、関わっていただいている皆さまのために、勝利を多く届けたいです。そして選手たちが自分を信じて、毎日戦っていると思うので、勝たせてあげたいです。それを残りの試合でどれだけ多くできるかだと思います。ブースターの皆さまからも、毎試合熱い応援をいただいています。そのお返しとして、勝利を収められるよう、頑張っていきたいと思っています。
#13 中村功平選手
-試合を振り返って
今日は序盤からディフェンスの強度を上げて試合に臨もうと決めていました。昨日の試合では、自分の役割を十分に果たせなかったと感じており、特に越谷#7 松山選手に対してプレッシャーをかけきれず自由にプレーさせてしまう場面が多かったので、今日は絶対にプレッシャーをかけることを意識していました。チーム全体としてもディフェンスの強度を高く保てていたと思います。ただ、ディフェンスの頑張りに対して、オフェンスではシュートの確率が上がらず、得点が伸びなかったことでスロースタートになってしまいました。また、後半に失速し、最終的に逆転される展開が続いているので、そこを何とか打開したいです。
-今日は19得点の活躍だったが、オフェンスで意識したことはあるか
日頃からコーチ陣には、打てる時に迷わず打てと言われています。ただ、試合の中では、打てるタイミングにも関わらずドライブを選択してしまう場面もあるので、まずはその判断をしっかりとできるように意識していくことが重要だと感じています。また、自分がビッグマンにスクリーンをかける場面では、スクリーン後にノーマークになることが多いのですが、その動きをもっと意識的に活用できるようにしたいです。スクリーンを使ってフリーの状況を作り出し、より良いシュートチャンスを増やすことを意識していきたいと思います。 さらに、今日は試合終盤の追い上げの場面で初めて、ボールハンドラーとしてピック&ロールを使いながら3Pシュートを狙いました。ただ、それを追いかける展開になってからではなく、試合の早い段階から積極的に取り組む必要があると感じています。試合を通して、自分がボールハンドラーの役割を担い、ピックを使いながらズレを作り、アグレッシブにシュートを狙うプレーを意識していきたいです。
-今シーズンの残りの試合をどういう気持ちで戦うか
昨シーズンのように厳しい状況が続く中、それでもファンの皆さんは僕たちに力を貸してくれています。だからこそ、ファンの皆さんのために、1つでも多くの勝利を届けたいという気持ちで、残りの試合に全力を尽くします。個人的には、今までのシーズンよりもオフェンスやディフェンスの部分で深く突き詰めてプレーできている感覚があります。残りの試合も少なくなってきているので、より質を高められるように、日々の練習から意識を高く持って取り組みます。また、チーム全体としても、日々の練習を大切にし、全員で意識を高め合っていけるように共有していきたいです。
#25 平尾充庸選手
-試合を振り返って
ディフェンスの強度を両チーム上げ、重い展開の試合になりました。オフェンスでは、ターンオーバーを抑えなければいけないですし、ミスの質を変えていかなければいけません。少しずつチームは良くなっていますが、勝ち切るためには何が必要なのかをチーム全体で考えなければいけないと思います。プロである以上、勝つためにできることを全力でやらなければいけないので、次の試合に向けて修正していきたいです。
-勝つために必要なことについて
今日だけではなく、ここ数試合は第4Qの3Pシュートのアテンプトや打つ場面を作り出すことが少ないです。シュートを打つために何が必要なのか、オープンで打っているときになぜ決められないのかを考えるとメンタル面での問題が大きいと思います。個人的には、Qを重ねるごとに他人任せになっている部分が多いと思っています。ただ、プレーが自分本位になってしまってもいけないので、コートに立っている全員がバスケットIQを高めていく必要があります。練習中はもちろん、他チームの試合、NBAを観たりして、各々がバスケットIQを高めるために行動をしていけば勝利のために必要なこともわかってくると思います。チームを良くするために、何かきっかけを掴むためにも、これからも行動し続けていきたいです。
-非常にフィジカルな試合が続いた今節ですが、チームとして考えていたことについて
今日は昨日以上に越谷さんがフィジカルにプレーすると話していたので、自分たちからアタックしていこうと思っていました。相手も自分たちもプロなので、強度を高くすれば負傷してしまうこともあります。クリーンな試合運びをするべきだと思いますが、その激しさもスポーツの醍醐味だと思うので、コート上でのことはコート上で忘れて、途中で負傷しましたが勝つためにプレーし続けました。今まで自分たちは、クリーンなバスケットボールをしてきたので、今後は今日のようなフィジカルな試合に慣れていかなければいけません。強豪チームは、フィジカルなバスケットボールをする中で良い判断を選ぶことに優れているので、良い勉強になった試合でした。結果的には負けてしまいましたが、昨日#0 フランクス選手がコメントしていた「五分五分のボール」の部分が、改善されていたので昨日よりステップアップしているなと感じた試合でした。